買取以外の処分方法

車の処分方法の代表的なものは、このサイトでお話しているように、車の買取です。所有権の移動を目的にしているともいえ、業者は該当の車を買い取り、それを転売することで、利益を得ようとします。売却する方としては、できるだけ、自動車査定で高額をすることを望むと言えるでしょう。しかし、買取以外でも、車の処分方法があります。まず、下取りがあります。買取に似ているものですが、買取のように、どこの業者でもできるものではありません。該当の車と同じメーカーの代理店でしか行えないようになっています。つまり、ディーラーが行うものとなっています。

しかも、買取のように、現金を得ることはできる、次の車の頭金などに利用されます。つまり、下取りの場合、次の車も制限されていることになります。買取よりも自由ではないようですが、好きなメーカーがあれば、余計な手続きをせずに、そのメーカーの車を乗り続けることができます。車に対する思いも、人それぞれであり、下取りが最適な人も数多くいるようです。このほか、車の処分としては、抹消というものがあります。これは、買取や下取りと異なり、その通り、車を走行させない処分です。

種類には二つのものがあります。一つは、一時になります。これは、一定期間、車を利用しないことです。自宅のガレージなどに保管し、再度走行させることもできます。もう一つが永久になります。端的に言えば、廃車であり、二度と乗らない手続きと言えます。俗的な表現であれば、車のスクラップということでしょう。抹消の場合、業者や代理店に依頼するのではなく、公的機関へ申請するようになります。車は購入すれば、自動車登録が必要であり、公的機関へ申請することになります。そうすることで、ナンバープレートがもらえ、なおかつ、日本の道路を走行できるようになります。抹消は、そういう登録を取り消す行為であり、一時の場合、ナンバープレートを外し、保管しておくことになります。

以上、車の処分方法ですが、すでにお分かりのように、抹消の場合、買取や下取りと異なり、費用を支払い、見返りがないものです。最近では、廃車同然の車の買取もあり、もちろん、自動車査定もあります。いらなくなったから、と思うのであれば、こういう廃車の買取も検討することが、自分の車を無駄にしないことにつながるのかもしれません。