任意の持ち込みで

インターネットや電話の査定は、あくまで目安を作るためのものと言えるでしょう。一括査定などであれば、複数の業者を確認できるため、非常に便利です。しかし、そうであっても、正式な査定額でないため、業者選ぶの一つの基準ということです。しかし、車買取をするには、自動車査定から免れることはできません。正式な査定を経て、契約へと至るようになります。そんな正式な査定の一つが出張査定であり、そのほかにもう一つの査定があります。それが持ち込み査定です。その名の通り、自分で業者に持ち込んで査定士に見てもらうものです。出張査定と異なり、予約をする必要がありません。そのまま業者の店舗に向かい、そのまま査定士に見てもらうことができます。

仮に道路を走行中に買取業者を見つけ、衝動的に査定をしてもらっても、問題はありません。そのまま正式契約をすることもできます。しかし、出張査定のところでも述べましたが、自動車査定の結果で、正式に契約を結ぶのであれば、必要書類などを提出しなければなりません。代行を頼むこともできますが、それだけコストが掛かります。あるいは、正式契約を結べば、そのまま所有権が移動するため、車を手放さすことになります。帰りの交通手段を考慮する必要もあります。もっとも、買取価格を元に新しい車を購入することも可能です。買取業者の中には、中古車販売を兼ねているところもあります。そのため、現状の車を手放し、そのまま同じ店舗で、新しい車を購入することも可能です。言ってしまえば、持ち込み査定によって、すべて衝動的に可能ということです。

しかし、車は資産の一部でもあります。売る時も買う時、できるだけ熟考したのちに行うべきであるのは、言うまでもないことでしょう。なお、持ち込み査定を続けることで、比較検討も可能です。むしろ、出張査定よりも自由であり、インターネット査定よりも確実なところがあるようです。ただし、査定額は、査定をしてもらった日が、一番の高額とのことです。一日でも経てば、それだけ中古になるというのが、基本的なコンセプトのようです。けれども、極端な変化ではないのが、一般的であり、その点も担当の査定士に十分確認すべきですが、知っておいて、損はないことでもあると思います。こういうことがあることも、十分理解しておくべきでしょう。